田舎暮らしの魅力を再発見
投稿日時:2017-09-12 16:08:43
仕事面での需要のなさから若者の流出が多かった地方・田舎の現状が、少しずつですが変わりつつあります。空き家対策や地方創生などの施策もあり、低価格で土地や家を取得・賃貸できるようになり、就農支援や地方移住の助成金などを利用できる自治体も増えました。
インターネットが全国的に普及したことも、田舎の現状を変える大きなきっかけになったのではないでしょうか。インターネットを活用すれば、田舎でも都会と同様の仕事をすることは決して不可能ではありません。フリーランスや在宅ワーカーとして、田舎暮らしをしながら働くといった形が可能となったのです。
自動車免許を持っていて、マイカーの購入費と維持費が払えるのなら、実は田舎の不便さはさほどでもありません。都会で暮らしていても、少し郊外に住んでいると買い物に出るのに不便が多いことは少なくありませんが、田舎でも車で30分も走れば一通り生活必需品が揃う市街地に出ることは難しくない場合が多いからです。ネット通販を利用すれば全国どこに住んでいても関係はありません。
自然環境の良い田舎で暮らしながらも、都会にしかなかった仕事ができるようになったことは、ネットが田舎にもたらした大きな恩恵でしょう。こうした動きが盛んになり、田舎暮らしに魅力を感じる層が増えていけば、大都市圏の人口過密状態も緩和され、田舎の過疎化問題にも光が見えるかもしれません。